2017.10.21 創業の実態~どんな人が創業しているの?~

サラリーマンであれば同期や先輩など周りに多くの事例があるため、どのような年齢の人が どのような仕事をしているのかイメージがつきますが、創業にあたっては、どんな年齢性別の人がどの程度の規模で事業を始めるのかについてイメージが湧かない ことが多いかと思います。

今回は、日本政策金融公庫が実施している『2016年新規開業実態調査』をもとに、どのような人が、どのような規模で創業しているのか等について、ご紹介したいと思います。

 

○創業時の年齢は?

創業時の年齢は30歳代が35.3%と最も多く、次に40歳代34.5%という結果になっています。

過去の調査結果を見ても、最も多いのが30歳代で次いで40歳代という順番は変わらず、 30歳代、40歳代の創業が全体の7~8割を占める状況です。 創業の主な担い手は30歳代、40歳代であることがわかります。

 

○男女の割合は?

創業を行う方に占める女性の割合は18.2%と、圧倒的に男性が多いことがわかります。

ただ、女性の割合18.2%は調査開始以来最も高い数字であり、創業を行う女性が増えてきていることがわかります。

 

○創業時の平均従業員数は?

創業時の平均従業員数は3.4人となっており、調査開始以来最も少なくなっています。

従業員の内訳としては、経営者本人、家族従業員もしくは正社員1名、パートタイマー・アルバイト1名程 度 の構成が多いようです。

 

○事業を始めた動機は?

事業を始めた動機としては、

「自由に仕事がしたかった(50.6%)」
「経験・知識や資格を生かしたかった(47.6%)」
「収入を増やしたかった(47.4%)」が多いようです。(3つまでの複数回答)

自由を手に入れつつ、これまでの職業経験を活かして収入アップを目指すことが 開業の動機であるのかもしれません。

『2016年新規開業実態調査』ではこのほかにも様々な調査結果が公表されています。
興味のある方は、下記のページをご参照ください。

>>日本政策金融公庫「新規開業に関する調査」はコチラ

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